テントの設営は意外と時間がかかります。チェックイン時間がお昼過ぎの場合、サイトを掃除→テントを立てて→ご飯の準備をして→気づいたら暗くなり→疲れて寝るという状態もありえます。
ゆっくりとした時間を過ごすためにはテント設営の時間を短くしたいですね。
「テント設営は時間をかけて楽しむもの」と考える時もありましたが、「ポールを指す場所が分かりづらい」とか「前と後ろがわからない」とか、いろんな問題があるのも事実です。
テント設営の時短を目指すなら『ワンタッチテント』がおすすめです。
ポップアップテントとは違うの?
ポップアップテントは袋から出したらすぐ広がる簡易的なテントです
お泊まり用ではありませんよ
ワンタッチテントのメリット
設営時間が短い
ワンタッチテントのメリットはなんといっても設営時間の短さです。簡単操作でドームテント並みの快適空間が作れます。
ワンタッチテントは頂点の紐を引っ張って広げるタイプが多くあります。数箇所のペグうちはありますが、ポールを通さなくていいのはとても楽だと思います。
初めてのキャンプの方は特に、テントにかける時間を短くしましょう。その後の時間が有意義に使えます。
お泊まりキャンプで使える
性能は通常のドームテントと同等です。通気性があり、遮光性や耐水性も高いです。ペグで固定すれば風にも強いので高原や海のキャンプでも問題なく使用できます。
袋から出したら広がるポップアップテントはお泊まりキャンプでは使えませんのでお気をつけください。
デメリットはある?
乾燥が大変
乾かすためにはテントを広げる必要があります。
雨の日撤収で家に帰った後、乾燥させるためのスペースがあれば問題ありません。場所がない場合は、晴れた日に広い場所で広げなくてはいけません。
広げるのには力が必要
紐を引くだけで開きますが、引き切るには力が要ることも…
お店で見かけたらお試しさせてもらいましょう。買ったはいいけど組み立てられないのではもったいないです。
ファミリーにおすすめのワンタッチテント
3人家族
ソーラーブロック Q-TOP フルシェード-BA ロゴス
ソーラーブロック Q-TOP フルシェード-BAはUVカット率99%、遮光率100%と夏場の海キャンプに最適です。
砂浜はペグが打ちにくいので固定に苦労しますが、このテントは4隅に袋がついており、砂を知れることで固定ができるのでとても便利です。
サイズは小さめなので小さいお子さんを含む3名で丁度いいくらいです。
フライシートがないシングルウォール仕様なので寒い時期にはおすすめしません。
わがやのテントM DOD
TC(テクニカルコットン、テトロンコットン)素材でポリエステルとコットンの良さをいいとこ取りした、居住性の高いテントです。
遮光性、通気性・保温性に優れるので、快適に過ごせます。燃えにくいので、万が一火の粉が飛んできても安心です(燃え広がりにくいだけで穴は空きますので、テント付近での焚き火は避けましょう)。結露はしにくいですが、完全乾燥しないとカビが発生しやすいので要注意です。
ワンタッチテント2 ケシュア
ワンタッチテントといえばケシュアが人気です。
紐を引いて設営、ボタンを押して撤収と、とても簡単です。
サイズは小さいため小さいお子さんを含む3名で丁度良いサイズ感です。
4人家族
インスタントアップドーム/240 コールマン
ワンタッチテントには荷物を置く場所がないタイプが多い中、コールマンのインスタントアップドーム/240は前室があるので荷物置き場や、雨の日の出入りに便利です。
フライシートにスカートがついていないので、冬は冷気が入ってきます。春夏秋におすすめです。
4人家族でワンタッチテントでしたら迷わずコレを買いましょう。空いているスペースを広々活用するなら3人家族にもおすすめです。
5人以上には
5人家族以上でしたら、2ルームや3ルームテントがおすすめです。どうしてもワンタッチという場合はフィールドアのテント1択です
ワンタッチテント300 FIELDOOR
設営は小柄な方でも安心の、インナーテント内にあるロープを下方向に引っ張るタイプです。
フライシートにより前室を作ることができます。前室用にテントポールを通す必要がありますが、1本だけなので手間ではありません。
設営時間を大幅に短縮してくれるワンタッチテントは初めてキャンパーには特におすすめです。
お手頃価格のものが多いのでセカンドテントにもいいですね。
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