年明け早々にPICA山中湖に行ってきました。快適なコテージキャンプでした。レビューと注意点をいくつかご紹介します。
PICA山中湖のキャンプスタイル
全室がコテージ
PICA山中湖には大小さまざまなコテージが7種類17棟あります。目の前には山中湖があり、木々に隠れてはいますが富士山も望めます。自然にあふれながらも快適さを犠牲にしない設備が整ったリゾートとして家族連れやキャンプ初心者にも人気です。



他のキャンプ場と異なり、テントサイトはなく全室がコテージであるため、雨や雪の日でも天候に左右されずに楽しめます。アウトドアを気軽に楽しめるスタイルは、キャンプ経験が少ない方にも安心です。
全てが揃う快適なコテージの特徴
PICA山中湖のコテージは多様なタイプが揃っており、初心者からペット連れの家族までニーズに応じた選択が可能です。たとえば、ペット同伴可能な「ドギーコテージ」や焚き火を楽しめる「TAKIBIコテージ」など、趣向を凝らした宿泊施設が充実しています。内部にはトイレ、浴槽付きのお風呂、電子レンジ、エアコン、石油ファンヒーターなどが完備されており、初めてのキャンプでもホテルのような快適さを体験できます。駐車スペースが各コテージに1台分用意されているのも特徴です。
今回利用したTAKIBIコテージはお庭に焚き火用のファイヤーピットがあります。大きめの薪を割るためのキンドリングクラッカーとハンマーもあるので、大きめの薪を持っていきましょう。気持ちよく割れて楽しいですよ。



ハンモックとハンモックスタンドもあります。今回は寒かったので室内のチェアハンモックで揺られました。



初心者に人気の理由
キャンプ初心者にPICA山中湖が支持される理由は、安心して自然を満喫できる環境が整っていることにあります。必要な設備やアメニティが充実しているため、特に何を持参したらよいか迷うこともありません。また、宿泊プランには食事付きの選択肢があるため、食材や調理器具を準備する手間が省ける点も好評です。さらに、周囲には富士山の眺めや山中湖でのアクティビティなど、初めてでも満足できる楽しみどころが豊富に用意されています。
充実の食事とアクティビティ
地元食材を楽しめるBBQとレストラン
PICA山中湖では、地元の新鮮な食材を使用したBBQやレストランメニューを楽しむことができます。特に人気のBBQプランでは、富士山を背景に国産牛や山梨県産地鶏などの贅沢な素材を味わうことができます。初心者の方でも手ぶらで参加できるように、必要な道具や食材は全て用意されているため安心です。
お正月はおせちのプランもありました。
FUJIYAMA KITCHENとHammock Cafeは山梨の食材を使った美味しい料理が楽しめます
豊富なアクティビティで過ごす一日
PICA山中湖周辺には、広大な自然を活かした豊富なアクティビティが用意されています。春にはテラスでゆったりと過ごしたり、夏には山中湖でのカヌーや釣りが楽しめます。秋の紅葉シーズンには、富士山周辺の美しい紅葉を楽しめるハイキングコースもおすすめです。冬には雪景色に包まれる山中湖の静けさの中でリラックスすることができます。さらに施設内にあるFUJIYAMA GARDEN WORKSでは、アウトドア初心者向けのプログラムや子ども向けのワークショップ、木のおもちゃなど、家族全員で楽しめる多彩なイベントも開催されています。



行く前のチェックポイント
必要なキャンプグッズ
全てのコテージには電子レンジ、エアコン、暖房器具、基本的なアメニティがしっかり完備されています。グランオーベルジュにはIHコンロがありますが、その他のコテージはBBQグリルのみなので、素泊まりプランの方は薪や炭・火をつけるためのバーナーをご準備ください。(食事付きプランには炭、たきつけ、マッチ、軍手が付属しますのでご安心ください)
各部屋にはベッドが完備されています。コテージによっては人数分揃わないこともあり、その場合は用意されているフロアマットに寝ることになります。ベッドのスプリングは硬め、枕は低めです。








フロントでは薪や炭の販売がありますが、バーナーは販売されていませんのでお気をつけください。
その他、調味料や犬用の食材、入浴剤やスキンケアグッズ、PICAオリジナルグッズなどが販売されています。




お子様やペット連れでも安心の環境
PICA山中湖のコテージは、家族連れやペットを連れての滞在にも適した設計となっています。「ドギーコテージ」では、最大3匹までペットを同伴できるほか、お子様用の安全な環境も整えられています。施設内では静かに過ごせるクワイエットタイムが設定されているので、夜も静かに過ごせます。道路沿いにありますが、室内に入れば車の音も気になりません。
予約方法とアクセスガイド
公式サイトから簡単予約
PICA山中湖の宿泊予約は公式サイトから簡単に行えます。豊富な宿泊プランが用意されており、自分の滞在スタイルに合ったコテージを選ぶことが可能です。また、季節限定のプランや特別イベントも公式サイトで随時更新されています。支払い方法やキャンセル規定も明確に記載されているため、初めての予約でも安心して利用できます。公式サイトを通じて直接予約をすれば、最新情報やお得な特典を見逃すことなく利用できるのも魅力です。
都内からのアクセス方法
PICA山中湖は都内からのアクセスも非常に便利です。車の場合、中央自動車道と東富士五湖道路を利用し、「山中湖IC」から約10分で到着します。電車の場合は、富士急行「富士山駅」から路線バスを利用し、「旭日丘」バス停で下車、そこから徒歩約1分の距離です。車での移動は荷物が多い場合にも快適で、コテージごとに駐車スペースが確保されているので、初心者でも安心して訪れることができます。
私は下道派なので道志みちを使いました。富士山方面に行く際にはいつも利用しています。冬場は路面凍結などの心配がありますのでタイヤチェーンは持参してください。冬の道志はキャンプ場が開いていないので道路はガラガラです。高速道路はUターンラッシュで渋滞していたので、高速利用よりも短い時間で目的地に到着しました。
途中にある道志みちの駅は良質な薪が安く売っています。地元の野菜や近隣の方が作る味噌なども大変美味しいです。
周辺観光スポットも一緒に楽しむ
PICA山中湖の周辺には、富士山と山中湖を中心とした魅力的な観光スポットが点在しています。富士山の絶景を望める展望台や、山中湖での釣りやボート、フォトスポットは満載です。また、周辺には温泉や道の駅もあり、アウトドア体験の合間にリフレッシュできるスポットが多数存在します。水陸両用のKABAバスは、PICA山中湖の真横から出発する山中湖周遊バスです。一度は乗ってみてください。おすすめです。
まとめ
いつも通り過ぎていた念願のPICA山中湖に宿泊できて、キャンプライフの幸先の良いスタートを切ることができました。
寒い時期なのでコテージは快適でした。いろいろなものが揃っているので便利ですが、全てが備わっているわけではないので、今一度ご自身のキャンプスタイルに合わせて、必要なものを再確認してください。この記事がお役に立てたら嬉しいです。